令和2年1月20日、京都市立向島秀蓮小中学校において「義務教育学校懇談会」の会議を開催しました。この「義務教育学校懇談会」は、近畿一円の義務教育学校のネットワークを京都教育365体育投注_365体育网址が呼びかけて平成29年度に立ち上げたもので、会議を開くのは、今回が６回目となります。本学附属京都小中学校を含む18校の管理職?教員と、これから義務教育学校を設立予定の自治体も含む７つの教育委員会の関係者、総勢47名が集まり、義務教育学校としての学校運営等についての意見交換を行いました。

　今回の会議では、会場校である京都市立向島秀蓮小中学校吉川校長に、『「変える　変わる　そして輝く???」学校づくりをめざして』と題して、新教科「こころ科」での茶道体験や「てつがく対話」、１人の教員が複数学年の同一教科を担当する「タテ持ち」システムの導入、プレゼンテーションホールでの「発信する力」を育む学年集会など、地域?保護者の理解?協力のもと取り組む特徴的な教育活動についてご発表いただきました。

　続いて、各校から現状や取組について報告があり、異学年での学びあいと教育効果、施設分離型校における小中一貫教育の工夫、９年間の学習内容のつながり、３年生からの技術?家庭科導入の試み、教職員の意識の変化等について率直な意見が活発に交わされました。