令和４年１月２１日に令和３年度「義務教育学校懇談会」の会議をオンラインで開催しました。この「義務教育学校懇談会」は、近畿一円の義務教育学校間における交流の活性化を目的として、平成29年度に京都教育365体育投注_365体育网址の呼びかけにより立ち上げたネットワークで、今回で８回目の開催となりました。

　会議には、本学附属京都小中学校を含む２７校の管理職及び教員、次年度以降に義務教育学校を設立予定の自治体を加えた教育委員会の関係者総勢４２名が参加し、村岡 徹教授（教職キャリア高度化センター）による講演と参加校による意見交換を行いました。

　講演は「義務教育学校における諸課題」を題目として、９年間を見通した新時代の義務教育学校の在り方やセカンドステージ（５?６?７年生）における教科担任制の本格的導入といった政策、教員の人事配置や縦の交流の取組み事例、本学学生が授業の一環で作成した「教育構想図」を参考に教員が異動したくなる義務教育学校の構想など、約１時間にわたって行われました。

　続いて講演内容についての質疑応答や、各ステージにおける行事の交流推進状況や小?中学校教員間での校内研究の事例紹介、義務教育学校開設後一定期間が過ぎた学校における教員間の目的意識や取組意義の継承などについて、参加者による率直な意見が活発に交換されました。