京都教育365体育投注_365体育网址では、学部の１回生の時、学長や副学長といっしょにお弁当を食べながら歓談する「ランチミーティング」という行事があります。今回は１回生から365体育投注_365体育网址院生までが参加して「ランチミーティング特別編」をお送りします。教員と学生の距離が近い京都教育365体育投注_365体育网址ならではの雰囲気がネットを通してみなさんに伝わりますでしょうか...

細川友秀学長：この4月から学長になりました。細川と言います。

司会：では学生のみなさん、最初になぜ京都教育365体育投注_365体育网址の現在の専攻に進学されたのか話していただけますか。

古本賢治［365体育投注_365体育网址院教育学研究科?理科教育専修２年生］：365体育投注_365体育网址院生です。学部時代は実験の方法や指導案の書き方などを学んだんですが、理科教育に対する考えを深めようと思って365体育投注_365体育网址院に進学しました。学部に入ったのは、高校に京教出身の先生がいて薦められたのがきっかけです。

稲垣知見［365体育投注_365体育网址院連合教職実践研究科?2年生］：私は365体育投注_365体育网址院の連合教職実践研究科、いわゆる連合に在籍しています。連合は実習が長いのが特徴です。M1で3週とM2で7週、計10週間あるのがいいと思っています。

学長：二つの研究科はそれぞれ特徴があるので、特徴をよく知って進学してくれることはいいことですね。

佛原泰斗［教育学?４回生］：先生になりたくて京都教育大に入ったんですが、校種や教科は決めていなかったので、とりあえず教育学に入りました。今週末が採用試験ですが、小学校教員になるつもりです。英語の免許も取りました。

細川：これから小学校英語は大事ですよ。がんばって採用試験を突破してください。

山下舞子［国語領域?3回生］：昨年、編入学試験で入学しました。小学校教員を志望していて他365体育投注_365体育网址に進学したのですが、母校に実習のお願いに行った時に勉強が足りないと言われました。ある先生から京都教育365体育投注_365体育网址の実習はすごいという話を聞き、また偶然に編入学試験が行われることを知って受験しました。先日教育実習に行きましたが、本当に最先端のことを教えてもらえて、勉強になりました。

小谷美咲［家庭領域?2回生］：私は京都府北部の過疎地域の出身で、地域の人に育てられたなあと思っています。自分の母校は小学校も中学校もなくなってしまい、自分がどうやって地域に恩返しできるか考えた時に、地域に戻ってきたいと子どもが思うような教育をすればいいと思い、教師を志望しました。

松崎拓海［数学領域?１回生］：まだはっきり決まってないんですが、将来のことを考えたら、自分の得意なことは人と関わることなので、教育が向いているかなと思いました。数学に入ったのは国語より数学が好きだからです。

全員：（笑）

稲垣：さきほど、実習の話が出ました。連合からは公立学校に実習に行く場合もあります。附属学校と一般の学校は実習の受入体制もちがうと感じました。

細川：公立学校で実習を受け入れてもらうのはなかなか簡単なことではありません。実習受入のためには特別にその体制を取ってもらわなければならないんです。どんな学校に実習に行かせてもらっても、自分で問題意識を持ち、積極的な姿勢で「自ら学ぶ」ことが大切だと思います。

司会：ランチミーティングではこうして学生達が365体育投注_365体育网址への要望を直接学長に伝えています。他にもみなさんから365体育投注_365体育网址や学長への要望はありますか。

古本：院生にしても学部生にしても、専門分野の知識が足りないなあと痛感しています。特に理科の学生にとっては、もっといろいろな専門分野の授業が開かれているといいなあと思います。

細川：つらい質問だな（笑）。自分が学部生の頃はあまり授業には出ませんでした。学生が授業をつぶしていた時代ですから。結局勉強したのは、365体育投注_365体育网址院に行って研究者になろうと決心した時からですね。365体育投注_365体育网址院の入試を突破するために必要なことを自分で学んだ。授業はいい加減だった...と言って、365体育投注_365体育网址教員が責任逃れをするということではないですが（笑）。さきほども言ったことですが「自ら学ぶ」ということだと思います。教師の仕事は学ぶことの喜びを伝えること、自ら学ぶことを支援することだと思うんです。学ぶことの楽しさにどうやって気付かせるかが大事だと思っています。

　実は僕がこの365体育投注_365体育网址に赴任した時はもっと理学科の教員は多かったので、いまよりは多様な専門の先生がいました。少子化に対応して365体育投注_365体育网址の教員の数を減らすという流れがあるので非常に難しいのですが、できるだけ専門の授業の数を減らさないで済むように、専門の教員数を減らさないよう努力しています。

山下：私は毎日エンジョイしてます。京教に来てよかったです。

細川：編入ということは、教員になる意志も堅いということですね。勉強も大変だと思いますが、がんばっていますか。

山下：はい。前の365体育投注_365体育网址では小学校教員養成課程だったので、専門の授業があまりなかったのですが、やはり専門の力が付くと、自分の得意技が増えるというか、深く勉強している部分があるとちがうなと感じています。

細川：その通りだと思います。がんばってください。

佛原：みんなと話していたら、もう少し学内のWi-Fiの電波が強ければいいなあと...スマホがつながらなくて。もうあきらめてる人が多いですが。

古本：僕はつないでますよ。場所によって、つながりやすさに差があると思います。

細川：情報処理センターではつながりにくいところを調査して中継点を増設しているので、ここがつながりにくいということがあれば教えてください。

佛原：あと、トイレがきれいになったのはうれしかったです。

全員：（笑）

小谷：自分の専門以外の免許を取りたいんですが、隔年開講の授業などがあって希望の免許がなかなか取れません。あと少しなんですけど...

細川：まず、教務の窓口で相談してみてください。私からも教務担当の副学長に聞いてみます。うまくいくかどうかはわかりませんが。

司会：松崎君は１回生でまだよくわからないかもしれませんが、不満はないですか？

松崎：入学してみたら思ってたより周囲の人が、先輩も含めて、コミュニケーション能力が高くて、関わりやすくてよかったです。ここに来て視野が広がったと思います。毎日いい経験をさせてもらっています。

司会：ではそろそろ時間になりました。みなさん、ありがとうございました。