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トップ > ウェブマガジン Kyo² > 京教STUDENT PRESS > ~隣の学生さん~ 第4回 将棋をもっと広めたい!
  • ~隣の学生さん~ 第4回 将棋をもっと広めたい!

     2017年度に発足したばかりの文化会の団体である将棋クラブ「駒音(こまおと)」。取材員は将棋について全く知識を持っておらず、実際に指した経験もありません。しかし、今回の取材を機に、将棋とはどのようなものでどのような魅力があるのか、駒音の活動内容とともに将棋の魅力に迫ります。

     今回取材を依頼したのは、将棋クラブ駒音の代表者である数学領域専攻2回生の藤村悦史さんです。駒音の所属メンバーは計6名と、決して多くはありませんが、将棋が好きなメンバーばかりで構成されており、取材をした際にも将棋に対する熱意は人一倍感じられました。気さくに明るくインタビューに対応してくださった藤村さんは、小学生の時に将棋をしていたといいます。その後、中学、高校と将棋の世界から離れており、365体育投注_365体育网址生になってから再び将棋を始めたいと思い立ちましたが、本学には当時将棋関連の団体が一切なかったため、自身で立ち上げようと決心したのだそうです。藤村さんだけでなく、同じ数学領域専攻で親しく、かつ将棋が指せる友人同士で集まり、駒音を立ち上げ現在に至ります。

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    ▲対局を始める藤村さん(奥)と部員の横堀さん(手前)

     将棋を楽しむだけでなくもっと広めたいという思いを持っている駒音。そんな彼らの活動は学内だけにとどまらず、世代も問いません。まず、学内では毎週月曜日の4限終了後に学生課前のテーブルのあるコミュニティスペースで将棋を指しています。さらに、高校の将棋部や児童館などから招かれて、学外で活動を行うこともあるのだそうです。

     それらの様々な活動を通して駒音が周囲に広めたい将棋の魅力とは、定跡を学べば学ぶほど将棋の奥深さに気付くことができ、また、駒と盤さえあれば子どもからお年寄りの方まで世代を超えて交流できる、人同士をつなぐコミュニケーションツールにもなることです。さらに、将棋は礼に始まり礼に終わるものであり、勝負のマナーや相手を慮る気持ちも養うことができるといいます。

     最近では、藤井聡太七段が高い話題性を持ち、将棋がブームになっていることもあるので、始めるにはよいタイミングであるといえます。様々な世代の方や初めて会う方と将棋を指しながら将棋の魅力を発信したいと思う方は、ぜひ一度駒音に訪れてほしい、と藤村さんは話します。


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