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新?教職365体育投注_365体育网址院について~①教職365体育投注_365体育网址院の概要~
教職365体育投注_365体育网址院は、教育を取り巻く社会の激しい変化に対応し、学校教育が抱える多様で複雑な課題を解決できる高度な専門性と豊かな人間性、社会性を備えた力量ある教員を365体育投注_365体育网址院レベルで養成するために創設された専門職365体育投注_365体育网址院です。学校教育のあり方として深い学びを実践していくことが求められている中で、教師の教育実践力の高度化がいっそう必要となり、その育成を担う教職365体育投注_365体育网址院の拡大、機能強化が図られてきました。
教職365体育投注_365体育网址院は、専門職としての教師を育成する365体育投注_365体育网址院です。しかしながら、専門職としての教師とはどのような教師なのか、現在の教師は専門職といえるか、ということは、常に議論となるところであり、社会的な合意があるわけではありません。したがって、教職365体育投注_365体育网址院では、専門職としての教師のあり方を教員と院生のみなさんとで研究協議をすることが欠かせないのです。しかも、そうした教師のあり方については、今日の学校教育の課題に取り組み、それらを克服していくことができる力量が求められます。そのために、教職365体育投注_365体育网址院は、教育委員会や学校関係者と密接に連携、協働して運営を行っており、また教職365体育投注_365体育网址院の教員には、教育委員会、学校において豊富な指導経験を有する実務家教員が必ず配置されており、学校の現実に常に向き合った教育研究に取り組んでいます。
教職365体育投注_365体育网址院の教育課程には、次のような特色があります。第一に、教職に共通に求められる知識や技能を育成し、高度化を図るために、共通科目が設定されています。共通科目は、教育課程の編成?実施に関する領域、教科等の実践的な指導方法に関する領域、生徒指導?教育相談に関する領域、学級経営?学校経営に関する領域、学校教育と教員のあり方に関する領域、という5つの領域が設定され、各領域1ないし2科目、合計16単位以上を履修することが必修となっています。
第二に、実地に学ぶ機会が豊富にあります。その機会として、長期間にわたる実習があります。これは、学部段階での教育実習とは異なるものになります。学部段階での教育実習は、教員免許状を取得するためのものであり、授業を実地に経験し、その基本的な力を身に付けること、児童生徒とのかかわりの中で、支援、指導の基本ができるようになることを目指して行われます。これに対して、教職365体育投注_365体育网址院での実習は、教職に必要な事柄全般を経験し、その遂行に必要な力を身に付けることを目的とします。したがって、授業を行うことはもちろんのこと、学校全体の動きの中で、何が必要か、どのように動いていけばよいのか、様々に経験し、その中で必要なことを学んでいくことが期待されます。
教職365体育投注_365体育网址院では、この実習が教育課程の核になることから、各教職365体育投注_365体育网址院で様々な方式により実施されています。京都連合教職365体育投注_365体育网址院では、1年次の8月末から9月にかけて、2~3週間、2年次の4月当初から5月にかけて、5~7週間の集中的な実習を行います。また学校臨床力高度化系では、集中実習に加えて、毎週、水曜日を実習日とし、分散して行う実習を組み合わせています。これにより、年間を通じて実習を行い、1年間の学校の様子を継続して学んでいくようにしています。このようにして、学校等の現場において、教員と同じような職務遂行を行うことにより、授業や生徒指導、その他の様々な業務を実地に経験し、それを通じて、実践力を身につけ、その高度化を図ることを目的としています。院生は、教員免許状を取得して入学してくることから、その学校の教員として様々な活動を行うことが求められます。実習以外でも、学校や関係機関を訪問し、その現状を観察し、その関係者からレクチャーを受けることにより、様々な現場の実態、実践に触れる機会を重視しています。
第三に、教職365体育投注_365体育网址院では、経験したこと、学んだことを、知として自らの力に変えていく取組が欠かせません。そのために、教職365体育投注_365体育网址院の教育は、省察、リフレクションを重視します。実習で経験したこと、考えたことだけでは、自らの知にはなりません。それらを他の講義や演習の授業科目で学んだこと、得たものと関連づけたり、社会や学校の状況の文脈において考察したり、その意味づけをする営みが重要となります。そうした営みが、省察、リフレクションといわれるものになります。省察、リフレクションを行うことは、状況に対する理解を深めるとともに、自らの教師としてのあり方を振り返ることにつながり、教師としての力量形成に主体的に取り組んでいくことを促すことに通じます。
?次は?②学校臨床力高度化系の概要その1?へ続きます。
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